毎年10月1日は『国際コーヒーの日』です。
コーヒーの新年度が始まるのが10月で、この日がコーヒーの年度始めとなるそうです。さらに、日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることから、1983年に全日本コーヒー協会によって、10月1日が「コーヒーの日」と定められました。その後、国際コーヒー機関理事会において、2015年10月1日より「国際コーヒーの日」と定められました。
日本人は1週間でコーヒーを平均11杯も飲むと言われているほど、コーヒー好き。
そんなコーヒー好きの方のコーヒースタイル、食べ合わせフードをアンケート調査しました。
アンケート結果と関連する、コーヒーと食べたいカンタンレシピも紹介していますのでぜひご覧ください。
調査手法 | インターネットアンケート(月島食品調べ) |
調査対象・人数 | コーヒーが好きで良く飲む全国の10-59歳・男女・100名(各年代・性別・各10名) |
調査日 | 2022年8月8日(月) |
■質問
※クリックするとページが移動します。
■1 普段のコーヒーの飲み方は?
■2 コーヒーと合わせて食べたい「素材・フレーバー」は?
■3 コーヒーと合わせて食べたい「チルドデザート」は?
▶コーヒーと合わせて食べたいデザートレシピはこちら
■4 コーヒーと合わせて食べたい「焼き菓子」は?
▶コーヒーと合わせて食べたい焼き菓子レシピはこちら
■5 コーヒーと合わせて食べたい「パン」は?
▶コーヒーと合わせて食べたいパンレシピはこちら
■ コーヒーを楽しむ豆知識
・フードペアリングとは?
・コーヒー豆の焙煎度とは?
※「コーヒー」と一言で言っても、豆の産地や炒り方等で風味が大きく変わるものです。浅煎りコーヒーや深煎りコーヒーと焙煎度合による味わいの変化で、それぞれに合うフードもまた変わってきます。
このアンケートは、回答者の好きなコーヒーを想定していただいています。どうぞ参考までにご覧ください。
■1 普段のコーヒーの飲み方☕
コーヒーが好きで良く飲む方の、日常のコーヒーの飲み方を聞きました(複数選択可)。
1番多かった回答は『アイスコーヒー(ブラック)』。
2番は『アイスコーヒー(ミルク・砂糖)』。
3番は『アイスカフェオレ・カフェラテ(砂糖)』。
8月の猛暑時期の調査ということもあり、冷たいアイスコーヒーに票が集まりました。
4番に『ホットコーヒー(ブラック)』がランクイン。
コーヒー好きの基本はコーヒーの味や香りをストレートに楽しむブラックのようです。
男女で比べますと男性の方がブラック好き。
そして、男性の方が回答総数が多いことより、男性の方がさまざまな飲み方を楽しんでいることがわかります。
■2 コーヒーと合わせて食べたい素材・フレーバー
コーヒーと合わせて食べたいパンやお菓子の素材・フレーバーを聞きました(複数選択可)。
1番は『ミルクチョコレート』、2番は『ビターチョコレート』と、TOP2はチョコレートでした。苦味のあるコーヒーと甘いチョコレートは絶対的な相性の良さです。甘いもので感じる幸福感を、さらにおいしいコーヒーが引き立ててくれますね。特に女性はコーヒーとチョコレートの組み合わせが好きなようです。
3番は『生クリーム・ホイップクリーム』。生クリームやホイップクリームは、コーヒーのアレンジアイテムとして定番でもあるように、コーヒーとの相性はバッチリです。
4番は『バニラ』。5番は『ホワイトチョコレート』『アーモンド』『キャラメル』。という結果でした。
■3 コーヒーと合わせて食べたいデザート
コーヒーと合わせて食べたいチルドデザートを聞きました(複数選択可)。
1番は半数の方が回答した『ショートケーキ』。クリームとスポンジにフレッシュフルーツを合わせたショートケーキは、浅煎りでフルーティなコーヒーが合うと言われています。
2番は『チョコレートケーキ』。3番4番は『チーズケーキ(ベイクド・レア)』。
チョコレートケーキやチーズケーキのような濃厚な味わいのケーキには、深煎りで苦味を楽しむコーヒーが合います。
5番は『モンブラン』。濃厚なマロンクリームとホイップクリームのモンブランには、やや深煎りでスモーキーな味わいのコーヒーがおすすめです。
6番の『アップルパイ』にはリンゴの酸味に合わせて少し酸味のある浅煎りのコーヒーが合います。
コーヒーと合わせたいスイーツは、男性は軽めの味わいであるショートケーキ、レアチーズケーキを好む傾向。女性は濃厚な味わいのチョコレートケーキ、ベイクドチーズケーキ、モンブランに票が集まりました。
コーヒーと合わせて食べたいデザートレシピ
■4 コーヒーと合わせて食べたい焼き菓子
コーヒーと合わせて食べたい焼き菓子を聞きました(複数選択可)。
1番は半数以上の方が回答した『クッキー・ビスケット』。甘くて香ばしく、食感も楽しめる手軽な一口サイズのクッキー・ビスケットはやはり定番ですね。バター風味が強いものほど、深煎りのコーヒーが合います。スパイスの効いたクッキー・ビスケットもコーヒーと相性が良いです。
2番は『ガトーショコラ』。じっくり焼き上げた甘く濃厚な味わいのガトーショコラには、スモーキーな深煎りコーヒーの香ばしい風味がベストマッチです。
3番は『バウムクーヘン』。しっとりとしたバターと卵の味わいが魅力のバウムクーヘンは、中煎りでほんのり酸味のあるコーヒーと。また、バターと同じ乳製品であるミルクを加えたコーヒーとも相性が良いです。
4番は『パイ』。サクサクハラハラとした軽い食感とバター風味に甘さが加わったパイは、浅煎り~中煎りのコーヒーといただきたいです。
5番は『ブラウニー』『マフィン』。濃厚なチョコレートを味わうブラウニーにはミルクを加えたコーヒーもマッチします。マフィンに合わせるコーヒーは、マフィンのトッピングによって選ぶのがおすすめです。フルーツやジャムなど、酸味のあるトッピングの場合、酸味のあるコーヒーと合わせることで、まろやかな味わいに。チョコレートやキャラメルなど甘さが強いものならビターなコーヒーを合わせることで、甘さをより引き立たせて楽しむことができます。
コーヒーと合わせて食べたい焼き菓子レシピ
■5 コーヒーと合わせて食べたいパン
コーヒーと合わせて食べたいパンを聞きました(複数選択可)。
1番は『チョコレート使用パン』。質問2のコーヒーと合わせたい素材TOPの「チョコレート」を使用したパンは、コーヒーとの相性が良いに決まってます。
2番は『甘系ドーナツ』。深煎りのビターなコーヒーとあわせることで、こってりとした油感と甘さのあるドーナツがさらっといただけます。
3番は『クロワッサン』。バターリッチなクロワッサンとコーヒーという組み合わせは優雅な気分になれますよね。本場フランスの朝食としてイメージされるようにたっぷりのカフェオレを合わせても良いですし、もちろんブラックコーヒーとも相性バッチリです。
4番は『カスタードクリームパン』『デニッシュ』。カスタードのようなまろやかな甘さには、酸味は弱めで苦味は強めのコーヒーを合わせてみてください。トッピングや合わせる素材によってバラエティのたくさんあるデニッシュは、その素材によって合わせるコーヒーを選ぶのがおすすめです。
男女を比べますと、女性は男性に比べ、クロワッサン、デニッシュ、パンオショコラのような油脂を折り込んだリッチなペストリーとコーヒーの組み合わせを好む傾向があります。
コーヒーと合わせて食べたいパンレシピ
■ コーヒーを楽しむ豆知識
☕フードペアリングとは?
食品の味わいや香りの組み合わせで相性のよい食材同士の組み合わせを考えたり、新たな味わいを見つけ出すことです。
コーヒーからペアリングフードを選んでみたり、フードからペアリングコーヒーを選んでみたり、ペアリングを考えることで、よりコーヒータイムが楽しくなりそうですね♪
☕コーヒー豆の焙煎度とは?
「同じ原料を同じ焙煎方法で煎った場合、より焙煎時間の短いものを「浅煎り」。程よい焙煎時間のものを「中煎り」。時間をかけて焙煎したものを「深煎り」と言います。
出典 キーコーヒー コーヒーコラム「深煎り・中煎り・浅煎りの違いとは?コーヒーの味わいやおすすめの飲み方」
https://shallwedrip.com/content/dark-roasted-coffee.html
基本的には濃厚な味わいのものと合わせるコーヒーほど深煎りを、あっさりライトな味わいのものと合わせるコーヒーほど浅入りを選びます。また、甘味が強いものと合わせるコーヒーほど苦味が強く、軽く素朴な味わいのものと合わせるコーヒーほど苦味の抑えられたタイプを選ぶなど、味わいを打ち消すことなく中和したり、似たような方向性のペアリングを選ぶと良いようです。
大好きなコーヒーと食べるなら、食べたいものを合わせて食べるのが一番です!ただ、より美味しく食べたいならコーヒーとの相性を考えて選ぶのもおすすめです。上記は一例ですので、自分の気分やシーン、好みに合うコーヒーとフードの組み合わせを探してみてください。素敵なコーヒーtimeを☕