毎年人気のコンテンツ、『マイブーム・マイヒット』アンケートを2023年も実施いたしました。
2023年末に1年間を振り返っていただき、様々な分野の『マイブーム・マイヒット』を自由に好きなだけお答えいただきました。
また、気になっているけど食べることができなかったタベモノ(キニナルフード)、2024年にヒットしそうなタベモノ(コレクルフード)もお答えいただきました。
皆さまの『マイブーム・マイヒット』、『キニナルフード・コレクルフード』は何でしたか??
調査手法 | インターネットアンケート(月島食品調べ) 自由記述回答 |
調査対象・人数 | 全国の15-79歳・男性女性・300名 |
調査日 | 2023年11月12日(木) |
質問
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■モノコト部門
1 2023年のマイブーム・マイヒット商品は?
2 2023年のマイブーム・マイヒット 番組は?
3 2023年のマイブーム・マイヒット 人物は?
4 2023年のマイブーム・マイヒット その他は?
■タベモノ部門
5 2023年のマイブーム・マイヒット スイーツ・お菓子は?
6 2023年のマイブーム・マイヒット パンは?
7 2023年のマイブーム・マイヒット 料理は?
8 2023年のマイブーム・マイヒット 食材は?
9 今、食べてみたい、とっても キニナルフード は?
10 2024年、ヒット予想フード (コレクルフード)は?
全て自由記述回答です。
<図の見方>
*左上の図:回答中の出現頻度が高いキーワード(単語)が大きく表示されています。
単語の色は、青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞を表しています。
*右の表:出現頻度ランキングの上位キーワードをまとめています。
文章中の※につきましては、最後に参考元をリンクしています。
モノコト部門 1 マイブーム・マイヒット商品2023
マイブーム・マイヒット“商品”を聞きました。食関係の回答が多めでしたが、中でも一番多かったのは『ChatGPT』でした。
【1位】ChatGPT
OpenAIが2022年11月に公開した生成AIの一種。人間のような自然な会話ができるAIチャットサービスです。無料で利用できる革新的なサービスとして注目を集め、生成した文章の見事さや人間味のある回答がSNSなどで大きな話題となりました。リリース後わずか2か月でユーザー数1億人を突破、2023年3月にはより性能が向上した「GPT-4」がリリースされ、機能面だけでなく成長性でも注目されています。
モノコト部門 2 マイブーム・マイヒット番組2023
マイブーム・マイヒット“番組”の1位は2位に大差をつけました。
【1位】『VIVANT』<ヴィヴァン>(TBS系)
2023年7月16日から9月17日まで、TBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。本作は『半沢直樹』などで演出を務めた福澤克雄氏が原作を手掛けるオリジナルドラマで主演は堺雅人さん。他にも豪華キャストが顔を揃えました。初回放送までストーリーや役柄を一切明かさない手法が取られたことや、モンゴルを舞台に莫大な製作費を投じたことも話題を呼び、放送のたびにネット上でトレンド入りするほど大きな反響を呼んだ作品でした。
また、動画配信サービス「TVer」においては、最終回前に累計無料配信総再生数が同局ドラマとして史上最速で4000万回を突破しました。
モノコト部門 3 マイブーム・マイヒット人物2023
マイブーム・マイヒット“人物”は上位をスポーツ選手が占めました。1位は昨年と同じく大谷翔平選手となりました。
【1位】大谷翔平
二刀流選手として驚異的な活躍を見せている、メジャーリーグベースボールのロサンゼルス・エンゼルス所属のプロ野球選手。12月9日、ロサンゼルス・ドジャース入団を発表した話題が新しいですね。2023年、WBCではエース兼打者として日本代表に大きく貢献。2023シーズン日本人およびアジア人史上初となる最多本塁打を獲得。また、アジア人史上2人目となる2回目のシルバースラッガー賞を受賞し、さらにアジア人史上初の2回目のシーズンMVPも受賞し数々の偉業を成し遂げました。
モノコト部門 4 マイブーム・マイヒットその他2023
マイブーム・マイヒット“その他”は、このアンケートを開始してから3年連続『ポイ活』が1位でした。
【1位】ポイ活
ポイ活=「ポイント活動」。さまざまなアプリが登場し、普段の買い物でも工夫次第で多くのポイントを得ることができる手軽さが人気の秘訣。また、政府はキャッシュレス決済の推進に取り組み、支払いの手段をキャッシュレスにすることでポイント還元を受け、それを貯めてお金代わりに使うことも当たり前になってきました。個人の消費支出額におけるキャッシュレス決済比率は、70.6%になっています※。中でも電子マネーのPayPayはスマホのQRコード決済という手軽さと期間限定お得なキャンペーンなどを行い登録ユーザーは成長し続けています※。
タベモノ部門 5 マイブーム・マイヒットスイーツ・お菓子2023
マイブーム・マイヒット“スイーツ・お菓子”。2022年に引き続き『カヌレ』が1位になりました。
【1位】カヌレ
フランス・ボルドー地方の伝統焼き菓子。1990年代に一度ブームがありましたが、2022年は第2次ブームとして話題になりました。ブームは2023年も継続中。かわいらしい見た目、まわりカリッと中モチっと食感、濃厚で上品な味わいが魅力。2022年は「生カヌレ」「半熟カヌレ」など進化系カヌレが話題となりましたが、2023年はシンプルな配合の中に作り手のこだわりがぎゅっとつまったベーシックスタイル、そこからのフレーバーバラエティをそろえるお店が増えたように思います。専門店、パティスリー、レストラン、ベーカリー、スーパー、コンビニ等あらゆるチャネルから発売され、さらに手に取りやすくなりました。
モチッとあんバターカヌレ
今までなかった!?和洋折衷カヌレのカンタンレシピです。和素材を使用したカヌレ生地に、こちらもトレンドである「あんバター」を合わせました。
タベモノ部門 6 マイブーム・マイヒットパン2023
マイブーム・マイヒット“パン”。2022年と1位と2位は逆転し、ランク外から「カレーパン」が3位にランクインしました。
【1位】 メロンパン
みんな大好き定番人気のメロンパン。
身近なコンビニエンスストアでは様々なタイプのメロンパンが発売され、年間通じて楽しむことができます。
“ふわぁ” “じわぁ” “もっちぃ”など新食感が楽しめるメロンパン、店内での焼きたてを味わえるメロンパン、塩パン×メロンパンといったハイブリッドメロンパンなど話題のコンビニエンスストア商品がありました。他にもクリームをサンドしたタイプや、もっちりなめらかメロン生地をかぶせたタイプ、いちごやチョコレートなどシーズンフレーバータイプ、冷凍メロンパンなど2023年もたくさんのメロンパンが発売されました。
シトラスブリオッシュメロンパン
オレンジとレモンが香る、ふんわりしっとり食感のプレミアムメロンパンのレシピです。
ゴールデンメロンパン
冷凍ビス生地『ゴールデンメロンビスC-8』を使用した、人気のリッチタイプメロンパンのカンタンレシピです。
タベモノ部門 7 マイブーム・マイヒット料理2023
マイブーム・マイヒット“料理”は、このアンケートを開始してから3年連続『カレー』が1位でした。
【1位】 カレー
日本の国民食、みんな大好きなカレー。コロナ禍以降お家時間が増え、こだわりカレーやスパイスカレーを手作りする人が増えました。近年、『医師が認知症予防のためにやっていること。』(日経BP)という著書や、ハウス食品の研究結果※にもあるように、日本人の中高齢者において、カレーを長期的かつ頻繁に食べるという習慣は、認知機能を良好に保つことにつながる可能性が示唆されました。カレーライスの香辛料であるターメリックにはクルクミンという成分が含まれており、抗酸化作用と抗炎症作用によって、認知症の原因となるアミロイドβを溜まりにくくすると言われているからです。
レトルトカレーだけを見ても、毎年新商品が1000種類以上発売されているとのこと。定番カレーから高級カレー、ご当地カレーなどさまざまなカレーが手軽に食べられてうれしいですね。ちなみに、今年2023年のカレートレンドは「スパイス欧風カレー」でした※。皆さんはどんなカレーが好きですか?
タベモノ部門 8 マイブーム・マイヒット素材・食材2023
マイブーム・マイヒット“素材”は、『安い』『ヘルシー』な素材が上位にランクインしました。
【1位】 鶏むね肉
様々な値上がりが印象的だった2023年。お手軽食材として多数取り上げられたのが『鶏むね肉』です。価格メリットだけでなく、「高たんぱく低カロリー」なヘルシー食品です。鶏むね肉のたんぱく質は、人間の体内では合成されない「必須アミノ酸」をバランスよく含んでいます。また、体の中でも活動量の多い部分に含まれている「イミダペプチド」が、鶏の羽の付け根であるむね肉にはダントツ豊富に含まれています。イミダペプチドは、抗酸化や疲労回復に効果があると言われ、長かった猛暑の夏バテ予防食材としても注目されました。
人気レシピサイトCOOKPADには「鶏むね肉」と検索すると79675ものレシピが掲載されています。SNSやレシピ動画ではパサつかずしっとりおいしく簡単にできるレシピがたくさん紹介されました。
タベモノ部門 9 キニナルフード2023
今、食べてみたいとってもキニナル食品“キニナルfood”は、スイーツ関係のキーワードが多数あがりました。
【1位】 スイーツ関係
あらゆるスイーツの回答が多かったので、1位を「スイーツ関係」にしました。
具体的には、カヌレ、アップルパイ、チーズケーキ、パンナコッタ、バクラヴァ、ブリュレ、芋スイーツ、豆花、和スイーツ、パフェなどがあがりました。
【2位】 パン・ドーナツ関係
2番目にパンやドーナツの回答が多くあがっていました。
具体的には、シナモンロール、ドーナツ、生ドーナツ、餃子パン、イヌリン入りのパンなど。
2022年に話題になった生ドーナツをはじめ、ドーナツの話題は2023年もたくさんありました。韓国ドーナツ、お食事・お惣菜ドーナツ、エクレアドーナツ、和ドーナツ、豆腐ドーナツ、ヴィーガンドーナツなどなど、今までのドーナツのイメージを覆すような、様々なタイプのドーナツがたくさん登場しました。
フレーバーや素材の組み合わせ、食感等、お好みのパンやドーナツを見つけてみてください。
ボンボローニ
イタリアンドルチェ”ボンボローニ”。ふんわりとしたイースト生地に、クリームをたっぷり詰め込んだチルドドーナツです。
タベモノ部門 10 コレクルフード2024
今、来年2024年のヒット予想食品“コレクルfood”も、スイーツ関係のキーワードが多数あがりました。
【1位、2位】 スイーツ、健康系スイーツ
皆さん、2024年もスイーツ関係に注目しているようです。
中でもプロテインスイーツ、お豆腐スイーツ、イヌリン入りお菓子、ダイエットケーキなどといった、健康ヘルシースイーツがクル!と予想している人が多かったです。
【4位】 プラントベース食品
『キニナルフード』でも4位にランクインした「プラントベースフード」が『コレクルフード』でも4位にランクインしました。
いわゆる「植物性食品」のことです。お肉やバター、生クリームや卵などの動物性食品を、大豆やエンドウ豆、植物性油などの植物性素材で再現するプラントベースフードは、SDGsの観点や、健康志向の高まりより世界規模で大きく伸長。日本でも新たな食の選択肢の一つとして注目を集めています。
2023年は身近なコンビニエンスストアでも商品が増え、パンやスイーツ、お弁当、ホットケースなどであらゆる商品の中に「プラントベースフード」の選択肢が加わってきました。
サステナブルでやさしく、おいしい「プラントベースフード」が2024年は更に増えること間違いなしです!!
大豆ミートのパンを楽しもう!
絞って焼くだけ!美味しくヘルシーな『絞れる大豆ミート』を使用した惣菜パンのレシピです。
販促POPや消費者アンケートも掲載しています。
月島食品グループは、植物由来の力で作り上げた人と地球にやさしいプラントベース製品を『Poff(ポフ)』ブランドとして多数ラインナップしています。
動物性原材料を使用した時と変わらないおいしさの、プラントベースのパンやスイーツのレシピもバラエティ豊富にご用意しています。ぜひお問い合わせください。
さて、2024年はどのようなブームやヒットが生まれるのでしょう。
これからも、トレンドを発信してまいりますので、チェックしてくださいね!
※ 参考リンク
・NIRA総合研究総開発機構「キャッシュレス決済実態調査2023」:https://nira.or.jp/paper/research-report/2023/212309.html
・PayPayプレスリリース「登録ユーザーが5,500万人を突破!」:https://about.paypay.ne.jp/pr/20230207/01/
・ハウス食品研究結果「日本人の中高齢者で、カレーの長期的かつ頻繁な摂食と良好な認知機能との関係を確認」:https://housefoods-group.com/newsrelease/pdf/release_20220107_the_study.pdf
・カレー総合研究所ニュースリリース「2023年カレートレンド」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000326.000033279.html