サクサク、ハラハラとした食感が楽しいパイ菓子。アップルパイやミルフィーユ、リーフパイなど、その種類もさまざまです。
パイ菓子を作るとき、型で抜いたり、端をカットすることで出てしまう二番生地。冷凍庫に眠っている二番生地はありませんか?冷凍パイの端生地を有効活用することでおいしい商品に生まれ変わります。今回は余ってしまった二番生地を活用したカリッとおいしい「パイクロッカン」をご紹介します。
目次
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- 冷凍パイシートの二番生地事情
- 二番生地の保管方法
- パイクロッカンのレシピ
- 作り方のポイント
- クロッカンとは?“パティスリーのクロッカン”と“ベーカリーのクロッカン”
- “カリカリ”、“サクサク”食感が楽しい パイクロッカン
冷凍パイシートの二番生地事情
冷凍パイシートを使ったお菓子を作る際は、なるべくロスが出ないような成形を考えますよね。
それでも、どうしても型抜きが必要!というお菓子も当然あります。
当サイトでも、理想の形のために型抜きを行うパイ菓子をいくつかご紹介しておりますが、二番生地の活用法に悩んでしまう…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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二番生地の保管方法
パイの二番生地を保管する際は、層の向きが一定方向に揃うように重ねてまとめ、冷凍保管をするのが一般的です。しかし、層の向きを考えながら細かくなった生地を重ねるのは少し面倒ですよね。
今回は、細かくなった二番生地をお手軽においしいお菓子に変身させる「パイクロッカン」のレシピをご紹介いたします。
パイクロッカンのレシピ
材料 タルトカップ型約20個分(直径55㎜) | 分量 | |
---|---|---|
A:パイクロッカン生地 | ||
① | フィユタージュ・トラディション24(端生地) | 500g |
② | グラニュー糖 | 100g |
グラニュー糖 | 1.8g/個 | |
アーモンド | 2粒/個 | |
マカダミアナッツ | 2粒/個 |
青字は、月島グループの製品です。
工程
- ①のフィユタージュ・トラディション24(端生地)を細かくカットします。
- ②のグラニュー糖を軽くまぶします。
- φ55㎜タルトカップ型に、グラニュー糖を 1.8g広げます。
- アーモンドを2粒のせます。
- パイクロッカン生地を20gのせます。
- マカダミアナッツを2粒のせます。
- パイクロッカン生地を10gのせ、軽く押さえ、焼成します。
デッキオーブン 上火190℃/下火170℃
34分前後(下天板なし)
(焼成条件例)
作り方のポイント
- ロス生地を細かく、できるだけサイズを合わせてから使用すると均一に火が入りやすくなります。(重なっているところは火が入りにくく生焼けになってしまう為)
- 底面、側面などタルトカップに当たっているところは焦げやすい為、ナッツは直接型に当たらないように入れると綺麗に焼きあがります。
- 型にはがれ名人を軽く吹きかけてから生地を入れると焼成後、綺麗に型から剥がれます。
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クロッカンとは?“パティスリーのクロッカン”と“ベーカリーのクロッカン”
フランス語で“カリカリした”、“カリッとした”という意味をあらわす「クロッカン」。南フランス、プロヴァンス地方の郷土菓子で、卵白、砂糖、小麦粉、ナッツを使用した生地を平たくのばして焼き上げて作ります。
最近パティスリーではクロッカン生地をシュー生地の上にのせて焼きあげた「クロッカンシュー」が人気を集めています。一方、ベーカリーで「クロッカン」と言えば、クロワッサン生地やパイ生地をお砂糖やナッツと焼き上げた“カリカリ食感”のものを指します。
どちらも“カリカリ”、“サクサク”、とした食感が楽しいお菓子です。
“カリカリ” “サクサク”食感が楽しいパイクロッカン
今回はベーカリーで人気の「パイクロッカン」のご紹介です。パイ生地にお砂糖をまぶし、ナッツを組み合わせて焼き上げます。パイならではの香ばしさや“カリカリ”、“サクサク”食感が引き立ちます。材料がシンプルな焼き菓子ですが、その香ばしさと食感がやみつきになること間違いなしです。
フランス産小麦100%の「フィユタージュ・トラディション」を使用したレシピなので、より一層香ばしく豊かな風味をお楽しみ頂けます。アンヴァルセ製法の軽やかな食感のパイ生地で、通常のパイ生地よりもサクサク感がアップしたおいしいパイクロッカンを作ることができます。
おうち時間のカフェタイムにもぴったりな焼き菓子でおすすめです。