サクサクの生地と濃厚なたまごクリームが魅力のエッグタルト。手に取りやすいサイズ感で食べやすく、ちょっとした手土産にもおすすめの定番人気商品です。
さまざまな業態のお店で販売されているエッグタルトですが、専門店では焼きたてを販売することで他店との差別化に成功し、集客を安定させています。エッグタルトの最大の魅力であるサクサク食感、とろりとしたクリームのなめらかさに加え、甘~い香りも引き立つのが焼きたてのメリットです。
そんな”焼きたて”のエッグタルトを店頭に並べてみたいけれど、タイムリーに販売するには時間や人員が足りない…といったお悩みはございませんか?
今回は、そのようなお悩みにお応えする情報をお届けいたします。
焼きたて商品をタイムリーに販売するためには、複雑な作業工程がなく品出し時間を逆算しやすいことがポイントです。そしてもちろん”おいしいこと”は大前提。
手軽さとおいしさの両立に欠かせないこだわり素材を活用した、簡単3STEPレシピをご紹介いたします。
目次
- 冷凍パイシートで焼きたてのおいしさをお手軽に
- 濃厚なめらかなカスタードでさらにおいしく
- 簡単3STEP!窯出しエッグタルトのレシピ
- 作り方のポイント
- コラム
・エッグタルトとは?
・エッグタルトの特徴
・今では身近なお菓子です
冷凍パイシートで焼きたてのおいしさをお手軽に
シンプルな組み立てのエッグタルト、その魅力のひとつがパイ生地のサクサクッとした食感です。
しかし、パイを作るには設備が必要なほか、生地の仕込みや折り込みなどに時間と技術を要するため、パイ商品の製造を気軽に行えないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが冷凍パイシート『フィユタージュ・トラディション』です。
冷凍パイシートを使用することで、設備や工程を省略できるほか、必要なタイミングで適量を作ることが可能です。焼きたての美味しさが魅力のエッグタルトを販売チャンスロスなく提供できます。
『フィユタージュ・トラディション』は、フランス伝統のアンヴェルセ製法を用いたサクサクのパイ生地のため、おいしさも本格派。通常のパイ生地にはないサクサク感とハラハラとした脆い食感をお楽しみいただけます。
作り手によるブレがないこともポイントなので、ニーズの多いおやつの時間や夕方の帰宅時間帯に誰でもタイムリーに高品質なエッグタルトを安定してお作りいただけます。
濃厚なめらかなカスタードでさらにおいしく
アパレイユは、ブランドたまごを使用した『こだわりたまごのカスタード』を活用することで濃厚な風味となめらかさがアップします。冷凍耐性も付与されるため、冷凍保管が可能になり廃棄ロスも削減できます。解凍後にリベイクすることでサクサクとした食感を楽しめますよ。
簡単3STEP!窯出しエッグタルトのレシピ
材料 ブリオッシュ型 約6個分(直径70㎜×(底直径45)×高さ25㎜) | 分量 |
---|---|
A:パイ生地 | |
フィユタージュ・トラディション24 | 1枚 |
B:アパレイユ | |
こだわりたまごのカスタード | 150g |
20%加糖卵黄 | 30g |
生クリーム(乳脂35%) | 60g |
はちみつ | 7.5g |
バニラオイル | 0.3g |
青字は、月島グループの製品です。
工程
A:パイ生地
- 直径95㎜に抜いたフィユタージュ・トラディション24をブリオッシュ型に敷きます。
B:アパレイユ
- 全材料を混合します。
- アパレイユを40gパイ生地に流し、焼成します。
デッキオーブン 上火250℃/下火240℃
13分前後
(焼成条件例)
作り方のポイント
- フィユタージュ・トラディション24は冷凍状態で抜き、解凍後型に敷き込むと綺麗に成形できます。
- 高温短時間で焼くことで、アパレイユがなめらかに焼きあがるほか、 へこみもより抑えられます。
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コラム:エッグタルトとは?地域によって特徴がことなる!?
簡単おいしいエッグタルトのレシピは分かったけれども、そもそもエッグタルトとは一体どのようなお菓子なの?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、エッグタルトにフォーカスしたコラムをお届けします。
エッグタルトとは?発祥は?どこで買えるのか?詳しくご紹介いたします。
初めて知る情報も多いのではないでしょうか。是非ご一読ください。
エッグタルトとは?
マカオ、香港、台湾をはじめとするアジア諸国で食べられているタルトの一種で、クッキー生地やパイ生地の器にたまごクリームを流して焼いたお菓子です。イギリスの”カスタードタルト”やポルトガルの国民的菓子である”パステル・デ・ナタ”をもとに作られたお菓子です。
エッグタルトの発祥は西洋との交流が盛んであった広東省と言われており、特に香港を領有した英国とマカオを領有したポルトガルの影響が大きかったようです。
エッグタルトの特徴
ルーツが異なることから、国によって特徴が少し異なります。
香港風
生地はクッキー生地もしくはパイ生地です。バターやショートニングではなく、ラードを使って生地を作ることが伝統的な作り方です。エッグタルトが誕生した1920年代はバターがとても高価だったため、身近なラードを使用していた名残のようです。たまごクリームは、たまごの風味が強く濃厚な味わい、甘さはひかえめで焼色はあまりついていないのが特徴です。
マカオ風
生地はパイ生地が主流で、こちらはバターを使います。香港風はなめらかで光沢のある見た目ですが、マカオ風はポルトガルのパステル・デ・ナダを色濃く受け継ぐクレームブリュレのような焼き色が特長です。香港風のエッグタルトへポルトガル式のパステル・デ・ナタの要素が調和され、アジア圏に広く広まったと言われています。
今では身近なお菓子です
1999年にエッグタルト専門店が日本初上陸し、ファストフードでも販売されるなど人気に火がつきました。人気の理由は、その濃厚な味わいとサクサク食感。ティラミス、ナタデココのような海外スイーツのブームの列にエッグタルトも並びました。
最近ではコンビニ各社、スーパーマーケット、卸売・小売店などでも発売されるなど定番人気の商品となっています。中華菓子から誰もが手に取りやすいお菓子へと変貌しました。
近年ではアジアンスイーツ人気の追い風を受けて注目度もさらにアップしてきていますので、この機会に”お手軽焼きたてエッグタルト”を是非お試しください。
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