2021ファベックス関西
2021年10月13日~15日にインテックス大阪(大阪市)で開催されたファベックス関西2021において、レ・アンバサドール・デュ・パン・デュ・ジャポン(以下、アンバサドール協会)が主催するパンの技能コンテストが行われました。アンバサドール協会は『パン職人の国際交流』『若手の育成』『伝統技術の伝承と探求』をミッションとしており、フランスで2年に一度開かれるパンの国際技能コンクール『モンデュアル・デュ・パン』の代表選手選考と若手パン技術者の意識向上を目的に活動しています。前回2019年大会ではComme’N Tokyoの大澤シェフが出場し優勝、続く2021年10月の大会ではフリアンドの谷口シェフが優勝と、日本代表が2連覇を達成しています。
今回のファベックス関西2021で行われたコンクールでは3つのカテゴリーが設けられ、各カテゴリーの一次選考を通過した8名の選手で競技が行われました。
各競技の参加資格と入賞された方は以下の通りです。
第1回 コンクール・デュ・パントラディショネル(25歳以上、経験3年以上の製パン従事者)
(パン職人・メーカーデモンストレーター 専門学校講師)
第1位:渡邉 一憲(パンカラト ブーランジェリーカフェ)
第2位:三宅 百花(Comme’N Tokyo)
第3位:本多 伸也(PANSHARE)
第5回 最優秀若手ブーランジェコンクール(2021年1日1日時点で 22 歳未満の方)
第1位:松田 彩花(Backstube Zopf)
第2位:永田 輝(MOROPAIN)
第3位:南 幸菜(福岡キャリナリー製菓調理専門学校)
第4回 セミプロパンコンクール(一般の方、店舗をお持ちでない方)
第1位:小笹 友美
第2位:岡本 智美
第3位:若菜 康子
月島食品はアンバサドール協会の活動に協賛しており、今回のコンテストでは離型油スプレーの『はがれ名人スーパー』をご提供させていただきました。
【モンデュアル・デュ・パンのコンセプト】
◯最高レベルの製パン技術を競うことで、国際的なパン職人の地位向上を図る。
◯22歳以下のアシスタントが代表選手と共に競技に挑むことで、若手パン職人の意識向上を図る。
◯栄養価の高いパンの知識や健康に良いパンの知識を国際的に向上させる。
◯世界中の原材料と製パン機器の知識を共有する。
コンクールに出場された選手の皆様、運営に携わったレ・アンバサドール・デュ・パン・デュ・ジャポン関係者の皆様、協賛業者の皆様、お疲れ様でした。