チョコレートの規格

チョコレートのパッケージ表示を見てみると、「名称 チョコレート」とあります。

これは主にカカオ原料や乳製品類が規定に従って一定量以上配合されている場合にのみ記載して良いことになっています。カカオ原料や粉乳の使用量によって「チョコレート」や「準チョコレート」など、表示される名称も変わります。

お菓子にチョコレート類を使用した場合は、そのお菓子の原材料表示にこの「種類別名称」を記載することになるので、例えば「準チョコレート」よりも「チョコレート」と記載した方が、カカオ原料の使用量が多いとアピールすることもできるのです。
チョコレート生地の分類の中でもカカオ原料や乳製品をもっとも多く使用したもので、それ以外の原料を規約に従って極力含まないものは「純良(ピュア)」などの文言を商品名やチョコレートの説明に使用することができます。

チョコレートの基礎知識第2回の記事に戻る

TOP