
チョコ味のパン生地とフィリングで作る、カブトムシやクワガタをかたどった菓子パンです。
夏は昆虫採集の季節。カブトムシやクワガタが大好きにお子様はたくさんいらっしゃると思います。かつて『甲虫王者ムシキング』というゲームが大ブームになり、子供だけではなく大人までもが海外の大型カブトムシやクワガタが印刷されたレアカードを求めてゲーム機に並んでいました。
そんな不思議な魅力をもつカブトムシやクワガタを菓子パンで再現しました。形だけではなく、食べてもしっかりとしたチョコ味が楽めます。夏の限定アイテムとしていかがでしょうか。
■生地配合
カブトムシとクワガタの生地は共通です。
| 原材料名 | % |
| 強力粉 | 80 |
| 薄力粉 | 20 |
| パン酵母 | 2.5 |
| イーストフード | 0.1 |
| 食塩 | 1 |
| 砂糖 | 25 |
| ◎ルミナスレグノ | 10 |
| ○パータノワール | 15 |
| 全卵(正味) | 12 |
| ブラックココア | 2 |
| 牛乳 | 10 |
| 水 | ~38~ |
ルミナスレグノ:練り込み用マーガリン
パータノワール:練り込み用チョコレート
■工程条件
| ミキシングタイム | Lー3分Mー3分↓L-2分Mー5分 |
| 生地温度 | 24℃ |
| フロアタイム | 20分 |
| 大分割後、リタードを行います | |
| ロールイン | カラ折り(三つ折り×1回) 生地厚5mm |
| 分割重量 | 成形1、成形2をご参照ください |
| ホイロ条件 | 38℃80% |
| ホイロ時間 | 60分 |
| 焼成温度 | 190℃ |
| 焼成時間 | 12分 |
■成形1【カブトムシ】
(1)生地をカラ折りし、5㎜厚(実寸)にします。
(2)以下の重量(サイズ)に生地を分割します。
頭:35g(8cm×8cm)
カラダ:35g(8cm×8cm)
ツノ:10g(1.5cm×8cm)
足:5g(1cm×8cm)×2本
目:1g×2個

(3)ツノ生地に切り込みを入れて開き、天板の縁を使って図のように置きます。生地の反対側は軽くつぶしておきます。


(4)頭生地とカラダ生地に◎アシスタースイートチョコJ(チョコクリーム)を20g絞り、風呂敷包みにします。


(5)頭生地の四つの角のうち一つを尖らせ、ツノ生地の上にのせます(尖らせた部分が前に来るようにします)。


(6)チョコクリームを包んだカラダ生地の中央に包丁の背で筋を付け、頭生地の後ろに置きます。


(7)足生地を置き、ツノと頭の付け根のところに目生地を付けてホイロに入れます。


(8)ホイロ後、頭生地の尖らせた部分を浅くハサミでカットし、塗り卵して焼成します。


(9)完成

■成形2【クワガタ】
(1)生地をカラ折りし、5㎜厚(実寸)にします。
(2)以下の重量(サイズ)に生地を分割します。
頭:35g(4cm×14cm)
カラダ:35g(8cm×8cm)
ツノ(正しくはアゴ):15g(2cm×13cm)
足:5g(1cm×8cm)×2本
目:1g×2個

(3)カラダ生地に◎アシスタースイートチョコJ(チョコクリーム)を20g絞り、風呂敷包みにします。


(4)頭生地の中央に〇スナックチョコバー9G(チョコレート)のせ、その上にアシスタースイートチョコJを6g絞ります。


(5)ツノ生地を対角線で三角形にカットし、チョコクリームの両端にのせます。


(6)頭生地の端を折り返し、板チョコ、フィリング、ツノ生地を包み、ひっくり返してツノの形を整えます。


(6)チョコクリームを包んだカラダ生地の中央に包丁の背で筋を付け、頭生地の後ろに置きます。


(7)足生地を置き、ツノと頭の付け根のところに目生地を付けてホイロに入れます。ホイロ後、塗り卵して焼成します。


(8)完成

■店頭ディスプレイの一例


